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旅ライド2 鳥取~倉吉 白兎神社

huwari300

朝7時出発!約45㎞走って倉吉に行きます。

タルマーリーで買ったチーズのパンを食べましたが、コーヒーも飲みたかったので駅前の純喫茶チャップリンでモーニングを食べていくことにしました。

トーストにサラダとゆで卵とコーヒー。朝早くからモーニングが食べられる喫茶店は本当にありがたいですね。

昨日はモナさんとゆっくり走りながら、相手に良かれと思ってした事が伝わらないどころか裏目に出る話していました。

良かれと思ってする事は良くなってほしいと思っている自分のため・・自分が良いと思うことのためだからうまくいかないのです。

お互いに思っている事や事実の受け止め方が違うので、良いと思うことが違うのです。

母がショートステイに行くことも、みんなの都合を話して、ショートステイの方もとても親切で介護のプロだと言っても、少しの体調不安で母は行きたくなくなりました。

自分のしてほしい事はしてもらえず、あれこれ勝手に決められたりするのは気に入らないでしょう。・・・家にいたかったのです。

でもこうして少しずつ、お互いの気持ちや状況を理解していくのだと思いました。

とはいえあと二日をどうするか・・・妹は連休最終日に予定があると聞いていたのですが、自分のことはさておき、妹の予定を聞いてから考えるつもりで聞きました。

すると暫くして大丈夫だから楽しんできてとメッセージが。

ホッと一安心、朝から妹の愛のパワーを感じていました。


鳥取大学横を通り、海岸線を走ると道の駅神話の里・白うさぎに着きました。

白兎神社はこの海岸線のすぐそばでした。美しい海岸です。

こちらも昨日の河原から続いている大国主命と八上姫の恋の聖地です。

白兎神社は因幡の白兎に登場する白兎が祀られ日本医療発祥の地、そして大国主命と八上姫の縁を取り持たれた、日本最古の恋物語の地です。

大国主命と莵神の出会いの地でもありますよね。

白うさぎが取り残された島、ワニザメが並んだ海、白うさぎが皮をはがれた海岸、体を洗った池、そしてふわふわのガマの穂まで揃っていて、神話の世界が今もありありとしています。

神社の入り口にガマがあって、ひとつだけ実が割れてふわふわのわたが出ていました。

触ってみると本当に極上のふわふわ感!!!あまりのふわふわに感動しました。

この不増不減の池でうさぎが体を洗ったそうです。

白兎神社樹叢(自生した樹木)の案内に幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」と書かれています。

私は実は新しい自転車の色も名前も決めていて、名前を麒麟にしようと思っていたのですが、麒麟というのがどういうものかとても気になってきました。なぜそう決めたかはまた追々書きます。

麒麟獅子を河原城でも見ました。

そして大国主命との縁を取り持ったのはなぜかと考えました。

優しく医療の知識があり慈悲深いから。それもあると思います。

大国主命は二人の兄の荷物を全部持って歩かれたので、大変遅れて到着しました。

石像の荷物より実際はもっと大きく重かったのではないかと思いました。

弟なのに召使の様な扱いです。

そもそも兄神様が痛めつけたうさぎを助けたことが知れたらどうなるでしょうか。

そしてうさぎの予言により八上姫と結婚したのは大国主命だったのですが、その後お兄さんの神様に二度殺されています。そして蘇られています。

その結婚でこうなるとわかっていたと思うのです。

運命を受け入れ正しい道を進まれ、与えられた課題に真摯に向かい合う姿にうさぎは感銘を受けたのではないでしょうか。

我を忘れる。 ご自分の命をも顧みず、愛を貫かれたのです。

でもそうして生きることで、神様に愛され、決められたご縁に繋がるのだと思いました。

こうして大切なことを教えてくださったのだなと思うと感謝で涙がでます。

私も何かご縁があるかと社務所で一緒になった御朱印ガールに話しかけてみました。

大切に御朱印帳を抱えて、このあたりの神社をたくさんお参りしたそうです。

まだ他にもいろいろあるのでしょうか。楽しみになりました。

私は御朱印と、莵型のお守り(白)を頂きました。白兎の導きで男女問わず人と人との縁を末永く結びつけるそうです。

本殿の土台石が菊の紋様です。かなり古そうですが、皇室と関係ある神社でしょうか。

家に帰ってから白兎神社の事を夫に話していましたら、間違いが一点あると指摘が。

うさぎはかわいそうで、ワニザメが悪い様に話していたのですが、

うさぎがワニザメを騙して怒らせたので、ワニザメが悪い訳ではないという事です。

そういえばそうでした。うさぎがとても可愛かったもので・・・見た目で判断してはいけませんね(;’∀’)

くえびこ
くえびこ

このお話は古史泉にも載っていますから読んでくださいね

ABOUT ME
風羽李
風羽李
女性サイクリスト
2014年よりロードバイクに乗っています。
ふはりふはりと舞う綺麗な羽色の蝶(アサギマダラ) が海を越えて長距離移動することに尊敬の念を抱き、2021年より ロングライド(ブルべ)を始めました。
帯をアップサイクルして自転車の小物などを製作しています。
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