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旅ライド5 倉吉~和気 勝山の自転車屋さんへ

huwari300

モナさんとの旅ライド三日目。

この日は姫路まで走る予定で出発♪ 倉吉、本当に素敵でいい街でした。

福助旅館さん、朝五時に朝ごはんを用意してくださりありがとうございました。

まだ暗い時間でしたのでテールライトを点けていますが、モナさんのライトが点滅になっています。

ブルべではないけれど、いつも点滅なのかなと気になって声を掛けました。

実はもう30年以上も前ですが、てんかんの発作を起こしたことがありまして、とお話しましたらすぐに常時点灯に変えてくださいました。

そう大昔ですが、男女雇用機会均等法が出来て、仕事で夜遅くなるようになり車で通勤していたのですが、車のライトやストレスが影響したのでしょうか。家の中で発作が起きました。

家族もびっくりして発作は怖いし、その時婚約していたので一旦お断りしたんですが、それでもいいからと問題にされなかったので結婚しました。

治療が済んであれから一度も発作はありませんが点滅やフラッシュは気になり見ないようにしています。

ブルべではテールライトは常時点灯と規則で決まっています

あの時はまさか自転車に乗るとは思っていませんでしたが、あの経験も意味のあることだったのではないかと思い、ブログに書いておこうと思いました。自戒も込めて。


朝焼けの蒜山を眺めつつ、気持ちよく走ります。

313号の長~いトンネルに入りました。

ここは車だと結構スピード出します。高速道路っぽくて自転車が走ってると思わないトンネルです。

路肩を見ると自転車の轍があります。

ここを走るの?落ちそうでどっちも怖いけど走れるのかな。

散々迷いつつ、なかなか上に上がるタイミングが、いえ決心がつきませんでしたが思い切って乗ってみました。小さい事ですがこの旅ライドで一番頑張ったところでした。

そして湯原温泉へ。ここにも湯薬師さまがおられるのかな~となんとなく探しつつ。

すると見つけました。こちらの湯薬師さまも一旦流されたのに帰ってこられたという「よみがえり」をされたと書かれていました。凄いですね!

あらら、そっちは河原の混浴露天風呂ですね・・・私は入りません

モナさんは入れるそうです。うーん・・・やはり無理なので背中を向けて足湯で温まりました。

そして出発しようと自転車に戻ったら、あれ?どこに置いたかサングラスがありません。

また渋々河原の足湯に戻り探しましたが見つからず、どこかで落としたようです。涙

仕方なくどこか売ってるところがあったら買うと話していたら、勝山にステキな自転車屋さんがありますよとモナさん。

そういえば淡路島の200㎞ブルべのゴールでご一緒だった自転車屋さんチームが岡山の真ん中の自転車屋だと言われていたので、もしかしてと思いました。

サングラスが無くなった事に運命を感じつつ、太陽がまぶしく目を細めて南向きに走っていきました。

そして勝山のノザキサイクルさんに到着! 

女性の方がひとりおられて、今日は倉吉の自転車屋さんのイベントに行っていますとの事。

倉吉に自転車屋さんがあるとは気が付きませんでした!そして倉吉から走ってきたのに!

そして思っていた通り、淡路島のブルべに出られていたそうで、カッコいいお店でサングラスとの運命の出会い。入口にチネリの古い自転車が飾ってあります。

Pit Viper

このサングラスは日本ではまだ取り扱いの少ないブランドだそうです。

モナさんが似合うと言ってくれたサングラス、手ごろな値段で嬉しかったです!

ボトルに氷とお水を頂き、空気入れもお借りしました。デジタルでとても使いやすかったです。

さらに走って、もうすぐ道の駅久米の里というときに、プシュー!とモナさんの自転車が残念ながらパンクしました。リムが高くタイヤを外すのに大変苦労し、二人がかりでもなかなかでした。

せっかく直した後に、違うところも裂けているのに気が付き、二回直す苦行を頑張りました。

タイヤの空気圧が微妙でしたが、そのまま津山の美味しいお豆腐屋さんへランチ、津山城東とうふ茶屋 早瀬豆腐店さんへ。

美味しい豆乳が飲めて、豆乳きつねうどんって、全部私の好きなものですよ!

モナさんが英気養ってから空気いれていましたが、もうちょうどいいところで輪行して帰ります?と提案してみました。

しかしモナさんはここから姫路まで約80㎞走って帰るというので、私もさらに気合を入れて吉井川を下りました。

和気の片鉄ロマン街道まできて、私は何時になっても良いですよと言うと、なぜか和気から輪行で帰ることになりました。

早く帰るというのも愛です。女心と秋の空。異論はございません。

ここまでずっと前をひいて下さってありがとうございました。感謝です。本当に楽しかったですね!

帰りの電車の中でサングラスの説明書を読んでいて凄く面白いことに気が付きました。

ブランドコンセプトに、金持ちも貧乏人も使えるブランドということが書いてあります。

金持ちも貧乏人も! 衝撃を受けたこの言葉、サングラスの宣伝に初めはウケていましたが、確かにもうなんでも安く手に入るので、そこまでハイブランドが必要ではなくなりました。

自然と、金持ちも貧乏人も同じものを使う素晴らしい時代が来たのだと思いました。

さらにサングラスの調整が各所で出来るようになっていてフィット感が最高でした。

この三連休で走行距離は300㎞ちょっとくらい。

思いがけず神話スポットで愛について考え、自転車と絣のご縁、そして姫路と倉吉のご縁を感じる、スピリチュアルなライドになりました。

ふはり
ふはり

600㎞はまた次回ですね!

ABOUT ME
風羽李
風羽李
女性サイクリスト
2014年よりロードバイクに乗っています。
ふはりふはりと舞う綺麗な羽色の蝶(アサギマダラ) が海を越えて長距離移動することに尊敬の念を抱き、2021年より ロングライド(ブルべ)を始めました。
帯をアップサイクルして自転車の小物などを製作しています。
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