椿大神社と湯の山温泉③ 古海先生との出会い
朝から温泉に入って、約束の時間までなんとなく落ち着かずに、外のハート型の池で鯉に餌をやっていると、先生が来られたと二階のテラスから夫が手を振っています。
慌てて戻るとそこには想像していた以上に、若々しくお洒落で素敵な先生がいらっしゃいました。
本当にお綺麗でお肌がキラキラと光っています。なんと素敵な方でしょう!
年齢をお聞きしていたのですが78歳でいらっしゃいます。(※お写真を載せていません)
先週までとてもお忙しく吟剣詩舞の大会を主催されていたそうです。
どんな内容だったのか大会のパンフレットより
第十二回吟剣詩舞大会 令和五年十一月十一日
武家政権を確立した鎌倉時代 ~日本人の心に今も宿るサムライ魂~
自分の命をすててでも主君の為に尽くすサムライの生き様。今世界を虜にしたサムライの心を武士の世を確立した鎌倉時代に焦点をあて、詠い舞います。
私は袴をはいていたのですよ!とおっしゃられてびっくりです。とってもかっこいいですね!
私は趣味で自転車に乗っていますとお伝えすると、先生もびっくりされました。
そしてお会いして間もなかったのですが、先生が「今、何かが変わった気がしました」と仰いました。
私も今までお会いしたことがない方に出会えたからでしょうか。本当にそんな気がいたしました。
鎌倉時代といえば源氏が築き上げた時代、実はあまり興味を持ったことがなく、詳しく知りませんでした。
先生の今回の詩吟舞のシナリオは、ふと見た古い産経新聞に書いてあった「鎌倉期の古名刀を遂に再現」という記事にインスピレーションを感じて、掘り下げて、鎌倉武士の強さを書かれたそうです。
鎌倉武士は本当に強かった。それは武家政権によってサムライのたましいが確立されたからです。
少しその吟剣詩舞の大会のお話をされてから、先生と夫はお互いに、このことは文化的な活動であることと了承して、話の内容が夫のことに変わりました。
先生が夫にどうしてこのような本をお書きになろうとされたのですか?とお聞きになりました。
私も夫がここに至る経緯をよく知らずにいたので、興味深く、最初のきっかけから今までの事を話すのを隣で聞いていました。
一緒に暮らしていてもお互いに心の中で考えていることや、なぜそうしたのかまでは、ほとんど知らないことです。
私たち夫婦は子供が大きくなってからは割と別々に好きなことをしてきました。
だから今こうしてふたりで先生にお会いしているのも不思議なのですが、こうして一緒にはじめるためにそれぞれ必要だったことだと思えるのです。
今、先生のもとには先生のご活動を知り、毎週のように若い方が訪ねてこられて、名古屋、広島、大阪から、いろんなところから来られて12人くらい集まっているそうです。
その方達に夫と本の事をご紹介くださるとの事でした。
これから志高く、世のため人のために力を出そうとしている方たちです。お会いできる日が来るのが楽しみです。
そして話は変わり、そういえば西の方に刀剣で有名なところがありますよねと刀の話になりました。
備前長船ですね!私達も行ったことがあります。
そこに今、刀剣に魅せられる女性がたくさん集まっていて、日本刀への思いと資金が集まり日本の大切な古刀をとり戻す事ができたそうです。
日本はもちろん鎌倉武士が強かったのもありますが、鉄が豊富にあったので軍事大国であり、ほかの国に攻められずに済んだのです。
その平安末期から鎌倉時代の日本刀は素晴らしく、軽くて扱いやすいそうです。
これまで日本刀を作る技術は、実は鎌倉時代に作られた刀を再現するために、長い間いろんな時代で試行錯誤されたけれど、江戸時代の刀剣の重きをなした時代でも再現出来ないということが続いていました。
そして平成になってなんと再現できるようになった!それはある偶然が発端だったそうです。
そしてまた美しく強くて、素晴らしい刀が作られるようになった。
その刀を思う方達の行動と祈りのおかげですね!しかも刀なのに女性が力を出したとは、驚きでした。
祈りはやはり大きな力になることを知りました。
どんな刀なのか見てみたいですね
いろんなお話をお聞きして、感動しておりましたが、最後に夫のすすめで私が作った絣の手提げバッグをプレゼントしました。
風羽李のショップカードをみて、スピリチュアルライド?と不思議そうにされています。
すかさずそこで夫が「僕はスピリチュアルが嫌なんですよ」と言っています。
私は自分が思っているスピリチュアルとは、先生がふと見た新聞でインスピレーションを感じてシナリオを作られたり、そういう神様からのメッセージのようなものを指していますと話しました。
先生は本当にそれはスピリチュアルだと思います!とても大切ですよ!と言ってくださいました。
そしてどちらも大切ですねと、うまくまとめてくださいました。
夫は、まぁそうですね、まだその部分はよくわかりませんので・・・私のことを自分にとって必要な人なのだと思うと話していました。
本当に夫婦というのはうまくできています
先生は青年の主張という大会に出られたことがおありだそうで、その時にある霊能者にあなたは日本を救う柱のひとりになるといわれたそうです。
まだ学生の頃にそう予言された先生は凄いですね。きっと今から何かが始まります。
それから余談ですが、椿大神社の別宮 椿岸神社で、日焼けした肌が綺麗になりますようにとお祈りしましたが、先生がくださったお土産が入っていた紙袋が化粧品の袋でした。
全薬工業の化粧品、ジェレリッチ エタンです。先生の美しさの理由がここにあるかも・・・です。
これはご利益かと早速買いに走るわたし。薬局で売っていましたが、今日本のメーカーの化粧品が熱いことを知りました。
それから帰りに夫と御在所岳にロープウェイで登ってきました。
私は登山で歩いて登ったことがありますが、ロープウェイはとても高さがあって、歩いて登るより怖かったです!
とても美しい紅葉を見ることができました。
古海先生とお会いして、夫の父が好きだったサムエル・ウルマンを思い出しました。
青春とは、心の若さである。
お肌の美しさから、お話から、心の若さが伝わってきました。