お伊勢参り②

無事に200㎞を完走して、いよいよ内宮参拝!!
昨日は走り終わった後、雨に濡れて帰ってきたので、ゲストハウスのレストランで先にハンバーガーの注文をするのを忘れてシャワーを浴び、タイムアウトで食べ損ねてしまい、持ち合わせの補給食を食べて爆睡。

ちゃんとした補給なしで寝たんですね💦
なので翌朝の朝ごはんがめちゃくちゃ楽しみでした。
パンを鉄板で焼いてくださって熱々でバターが染み込み、とても美味しかったです!

朝ごはん後は化粧ルームでお隣の方とおしゃべり。
内宮へは黒スーツ着用でツアーで参拝されるそう。私は普段着で来てしまいました。汗
同室だった台湾からの女の子ともおしゃべりしてお菓子の交換をしました。
日本のトトロやちいかわはとても人気があるようです。
泊まったゲストハウスは女性専用で、とても快適でした。
夫の尊敬する神様の猿田彦神社があることを教えていただいたので、参拝することにしました。
検索すると、内宮と猿田彦神社を参拝するのにちょうどよい駐車場があることを発見。
そこに停めると、とても面白い内宮おかげ参道を通って内宮へ到着しました。

こんな風に帆掛け船でお伊勢入りできたら、さらにワクワクするでしょうね!

江戸時代のような賑わい。どうやら節分のイベントがあるようです。
ここで姫路でもメジャーな人力車のお兄さんがいることを知ったのですが、背中に大きな家紋が入った法被を着ています。
少しお話をしてみると、ご自身の家紋だそう。
いざ、内宮参拝へ!宇治橋を渡っていきます。

お神酒は西宮酒造さんです。

いよいよ参拝。
ようやくここへたどり着けた事に感動しました。心より感謝して、これから進もうとしている道が続きますようにお祈りしました。
廣峯神社で「アマテラスさんによろしく!」と頼まれていたので、代理参りも。
その後、他のお社も参拝して、ご祈祷をしようと思い受付へ。
今回は間違いなく、”神恩感謝”にしました。
しかもお神酒がセットになっているコースがあったのでそちらにしました。
大体、企業だと一万円以上からになっていて、私はまだ企業と言える状態にありませんが、たいてい”風羽李”も書いています。
すると、受付の男性が”風羽李”は読み上げなくてもいいですかと聞いてこられました。
理由を聞いてみたところ、読まない方がよいとのこと、まだ事業も始めていないようなのでと言われて一旦は納得したのですが。
伊勢神宮は廣峯神社もそうですが、個人の生活をお守りするのではなく国をお守りする神社だからということでしょうか。
私が始めようとしていることは、私が気が付いているところで平安時代からの大義もあると思っていますし、それにこれは内容が変わるだけで個人事業主登録はすませているし・・・
そう、私たちは壮大な歴史物語、地球が平和に向かって進化する物語の中で生きているのです!
それを知らしめるためにも事業がうまくいかない困ると思い直して、もう一度尋ねてみようと受付にいったところ、先ほどの男性には行列ができていて、となりの方に読み上げをお願いしたところあっさりOKでした。
私がお願いをしていると、先ほどの男性がこちらを見ていて・・・そんなにダメなの??
謎に包まれながら、いよいよご祈祷が始まると、なんと私の名前が風羽李の名前と一緒に一番に読み上げられたのです。
こんな事は初めてだったので感動して涙が出ました。
お参りが終わった後、人力車のお兄さんが目に留まり、なんと千円だというので乗せてもらうことに。

朝に出会ったお兄さんとは別の方でしたが、家紋は浅野内匠頭と同じだと言われます。
まさか、ここでそのお名前を耳にするとは思いませんでしたが、いつか赤穂ツアーができたらいいなと思いました。
伊勢ノ森はとても気持ちの良いところです。イノシシに見える岩があり、ご自身でイノシシ岩と命名されたそう。
こんな風に自分で観光スポットを作るのも面白いなと思いました。

フルマラソンも控えていましたし、足神様があるということで参拝。
伊勢神宮が建てられる前からの地元の神様だそうです。

それで、気前よくお金を使っていましたが、所持金が残り少ない事に気が付きました。
駐車場の料金って、いくらだったっけ??
赤服でお土産をカードで買って、小走りで駐車場に戻ります。
駐車場について計算したところ、カードやペイペイは使えずギリギリの所持金。うーん。
それでも猿田彦神社に参拝。佐瑠女神社もあって、ご夫婦両方の御朱印が欲しい。うーん。
多分、いや絶対、自分の駐車料金の計算は合っていると信じて、御朱印をいただき、駐車場を出たら残り100円でした。(笑)
神よ!


御神田がありました。神秘的な場所です。やはり米は私たちにとって大切な食べ物なのですね。
帰ってから、廣峯神社に代理参りの報告に自転車で。
鳥居のところまで登ったところで、鳥居の中で出会ったご夫婦に「凄いですね!ここまで足つきなしで登ってこられたのですか?」と褒めていただく。
お二人ともロードバイクに乗っておられるそうです。
みんな普通に登っているところなのですけど、確かにしんどいから足つきたくなります。
息吹木まで行けることを軽く(自慢?)お伝えしたら、へーーーー!というリアクション(#^^#)。
よく登りに来ますが、このタイミングでこうして褒めてくださる方に遭遇するなんて!
いつも思うのですが、あなたは神様の言葉を代わりに伝えてくださっているか、もしくは神様に近いかた、もしかして神様ですかと。
いつも参道で応援くださる方々も神様かなと思っています。
その後、息吹木まで登ってみると、最後の崖だと思っていたところが一瞬ゆがんだと思ったら平坦に見える!
陰陽パワーってこういうものなの? 凄いな~と思いました。
御礼のお言葉から、楽に登らせていただき、本当にありがとうございます。
そして、神社のMさんに伊勢神宮にお参りできたことと、ご祈祷の名前の読み上げについて聞いてみました。
すると、「そらそれはあかんわ~。神恩感謝に会社名つけるなんて、まだまだやな~。それにご主人だって国というでしょ。日本の国とは言ってないでしょ。そういうことですよ。」
なんと!全く気が付きませんでした。
国!!!
初めから日本の神話は世界を想定されていたお話だったのですね。
そうならそうと教えてくれればいいのに~と言いましたが、これも自分で経験してわかっていくことなのでしょうか。
人は自分の行動で得られた答えしか信じないものですもんね。
良い思い出と自転車の新たな出発、そしてとても勉強になったお伊勢参りでした。