Womens100 たつの 2022④ 初めてのライドリーダー
延期になったWomen’s100ライド編です。
走るのなら紅葉が綺麗な時にしよう!
そう思って11月19日に延期日程を決めました。
もう藍染のワークショップは済ませたので、ルートは紅葉が綺麗な宍粟の最上山を加えました。
そして当日は最高の紅葉日和でした!(^^)!
さらに付け加えると私が初めてWomen’s100のライドリーダーをさせて頂く日です。
もうひとつ実はブルべ用にGARMIN Edge 1040 Solarを誕生日に買ってもらったばかりでした。
誕生日、三年分ですよ!
さて当日の朝、起きてびっくり、たつのに前入りして宿泊されていたMちゃんからメカトラの連絡が入っていました。
輪行での部品トラブルだったのですが、早朝なので誰も頼る人もおらず、かなり絶望的な状況だったのですが、
なんと自転車ショップの方が神戸から部品をもって遥々たつのまで来てくださる事になり、心配ですが先に出発することになりました。
龍野公園から揖保川沿いを北上し、ルートで唯一ドキドキするポイント、新宮にある東公園橋にきました。
揖保川にかかる吊り橋なのですが、下が透けて見えて長くて結構怖いのです。
ママチャリの方は前を向いて漕ぐから怖くないのか慣れなのか、おばあさんが平気で走っています。
そこをみんなで下見たら怖い💦と言いながら真ん中の緑のところを押したり走ったりしました。スリル満点です。
トイレに寄ってコンビニで休憩しているところにパーツ全替えで修理して車で追いついたMちゃんが合流。神がかり的な復活でした。
そこから前回、藍の生葉染めをした染河内森のようちえんまで走ります。
ようちえんに着いてびっくり!園庭のイチョウの木が見事な黄色に染まっていました。
何度か試走で訪れましたが、こうして色づくまで、ここにイチョウの木があることに全く気が付きませんでした。
その後は晩秋の光が輝く田園風景の中を走り、庭田神社のぬくいの泉へ。
ここは日本酒発祥の地で、宍粟は『発酵のふるさと』と呼ばれています。へぇ~知らなかったとみなさん驚きでした。「播磨国風土記」の一節によります。
9月だと稲穂が輝いて綺麗だったのですが、11月は紅葉や晩秋の風景がまた素敵でした。
ルートは与位の洞門を通っていきます。
ここは大きな奇岩に手彫りのトンネルが見事なのですが、私は横を流れている揖保川の流れが好きです。
この日のお昼は山崎のバードマンでランチを。
新潟県小千谷地方の名物で「ふのり」という海藻をそば粉にねりこんだへきそばが普通のおそばにはない触感で美味しいです。
途中、少し車で一緒に伴走していたPちゃん一家も一緒にランチ。
おしゃれなお店ですが、小さい子供も遊べるスペースがあって一緒に入りやすくなっています。
自転車はお店の前に寄せて停めました。
お腹がいっぱいになった後で近くにある最上山へ。楽しいヒルクライムポイント。
前の週に紅葉祭が行われていましたが、まだ人がいっぱい。
Mちゃんが海外のお友達に送りたいと赤や黄色に染まった山で動画を撮りました。
タイヤチューブを投げて回すのですがなかなかスムーズにお隣に回すのは難しく、失敗しながらみんなでとても楽しかったです。
気が付くとすっかり山の中まで入っていったので、歩行者の方に気をつけつつそのまま自転車を押して下りました。
帰りも揖保川沿いをお喋りしながら走ります。
私も後ろの方とお話したいのでPちゃんに前を走ってもらいました。
そこでサブリーダーを頼んでおくことが必要だったと気づきました。
行きにはいなかったMちゃんと東公園橋をまた通りました。
怖い~と言いながら帰りは走れましたが、吐き気がします!!と・・・罰ゲームではありませんからね。(;’∀’)
いろいろと楽しいこともあったので、少し時間が過ぎましたが、無事にクラテラスたつのに到着して、こちらで休憩してお菓子など補給します。
私の一推しの吾妻堂さんの栗蒸し羊羹。 カットしてラップに包んでおくと補給食にぴったりです。
そこへ登場したのが太子町の女性カメラマンのチオカメさんご一行でした。
実は女性カメラマンのチオカメさんに写真を撮ってもらいたいな~と思っていたのです!
ちょうどこの日は龍野オータムフェスティバルが行われていたので、チオカメさんは城下町で撮影されていたそうで、偶然にもお会いでき私たちも写真を撮って頂きました。
シャッター音が響いて、私たちもここまで頑張ってきたとてもいい顔に、そして気持ちが引き締まった瞬間でした。
さてさて、これから日暮れが近くなっていますが、まだ30㎞残っていますので新舞子海岸に向かって走ります。
出来るだけ明るいうちに走りきりたい。
そう思って気が焦り、田舎道で二段階右折しなかったら車が来ていたり。
ひとりひとりが注意してくださって無事でしたが、最後まで安全に行きましょうと励ましあいました。
帰り道、河口が近くなった揖保川は穏やかで広くて夕日で美しいピンク色に染まっていました。
私は今回のルートの試走は100㎞をたつの発着で北と南で分けて走りましたので、この時間にこんな色に染まるのを見るのは初めてで感動しました。
新舞子に着いて、砂浜にWomen’s100たつのと描きました。みんなで来る海岸はまたひとしお美しく見えました。
もうそろそろ日が暮れます。
出発しようとしたらなんとフロントライトが無い方が・・・ライドが延期になり、改めて事前に注意を呼び掛けるのを失念しておりました。
前後のライトとベルは必携で、自転車保険に加入も必ずお願いします。ということを。
途中でPちゃんが100㎞到達するので離脱して帰るということで、ルートは変更して帰ることに。
ガーミンはずっとコースアウトを叫んでいたようです。
自分が普段走っているところでしたが、暗くなると風景がよくわからず、河川敷なんて真っ暗闇でしたが、なんとか・・・無事にゴールしました!
本当に訪れる場所、ルート、すべてインスピレーションと言ってもいいくらい、いろいろな偶然に後押しされ、またWomen’s100を開催する事ができました。
自分で思い描いていたライドより、実際に走ってみた方が断然楽しく、風景も想像以上に素敵でした。
突発的な出来事も偶然の出会いもとてもスパイスの効いた良い思い出になりました。
初めてのライドリーダーはとっても緊張しましたが無事に終了することが出来ました。皆様ご協力ありがとうございました!
Women’s100 2022たつの を終えて
RaphaのWomen’s100は世界中で100㎞を走る女性を応援しています。
しかし目指すところは100㎞だけではありませんでした。
私が最初に参加したオフィシャルのイベントはおしゃれなウェアに身を包み、男性並みのチャレンジングなルートを走り楽しむ、美しく、強い女性像を目指していました。
今回のWomen’s100は子育て中の友達の自転車復活が嬉しく、いろんなジャンルで活躍中の女性も巻き込み、ワークショップを入れるなどして、
完走を目指すよりは、少しでも自転車に乗ることを楽しむ企画でした。
そしてこの企画は通常のWomen’s100のイベントと少し違っていましたが、
ルート、メンバー、判断、写真、すべてにおいて私の想いと自主性に任されていました。でも多分ですが、やんわりと見守られていたように思います。
そして少しでも走れたらの予想を超えて、100㎞走ることが出来ました!!
地元でもまだまだ知らない事や場所があることに気が付きました。
ルートをつくる事はとても勉強になる事だと思います。
一人では気づかなかったこともたくさんありました。
試走にお付き合いくださったメンズの皆様にお礼申し上げます。
藍染が面白そうだと参加してくださった皆様にはとても感謝です。
Women’s100 2023はしまなみで行います。
テーマはタイムトリップ
タイムトリップして会いたい人や行きたい場所はありますか。
私はまだ神様が人として生きた時代を見に行ってみたいです!
久しぶりに高松や広島の友達も一緒に走りたいと思った企画。
また新たな出会いも求めて走りたいと思います。参加Freeです。
しまなみ最大のパワースポット、大三島に集合します。
尾道から私たちとご一緒に走りたい方はご連絡ください。(女性のみです)