イベント

Womens100 たつの 2022② 森のようちえん

huwari300
ふはり
ふはり

イベント当日はなんと台風がすぐそこまで来ていたんです

台風で強い風が吹くだろうとライドは延期することにしました。

ちょうどWomen’s100が開催されて10周年で、他のグループは走るとの連絡もあり、100㎞走ると抽選で自転車がもらえるなどの特典もあって・・・苦渋の決断でした。

この日は藍の生葉染め体験だけ行うことにしました。終了時間も早めないと交通機関も止まりそうです。

ライドはないので子供連れで集まるのもOK、本当の幼稚園っぽい雰囲気に。

森のようちえんについたら子供は凄いですね!走って園庭に行って遊びだしました!

開始時間が来たので、まだまだ遊びたかったり、お母さんと離れなかったりでしたが、お母さんたちもこれからやりたいことがあるとお話して、徐々に落ち着いてきたので私たちも生葉染めに取り掛かりました。

『藍ある暮らし』のTさんは地域おこし協力隊で、宍粟で藍を栽培し、染める藍、食べる藍、飲む藍などいろんな藍の活用法を実践しに来られている女性です。

宍粟はとても大きな藍の産地だったそうで、ここ染河内という地区の名前にも藍染の名残があります。

藍の生葉染め

  • 今朝収穫してくださった生の藍の葉をむしって、刻んで、ミキサーにかけます。
  • 染める前のシルクのストールとバンダナを染めないところを模様にするため糸で括ります。Women’s100のWにみえるようにするには、布端から斜めにジグザグにつまみます。ビー玉などをいれて括るとお花っぽい模様に。
  • ミキサーにかけた藍の葉の液中にストールをいれて、十分色が布に付くまで揉みます。
  • その後絞って、よく空気に触れさせて発色を促します。
  • あとは塩で定着させて、洗って干すだけです。ものすごく簡単なのに、とてもいい色に染まりました。

乾燥させている間、お昼ご飯を頂きます。

園内にある『カフェ&バーかしのみ』は幼稚園で使われていた食器も使用され、採れたての野菜中心のランチは野菜に甘みがあって味付けもとても美味しいです。

ランチのあとはみんなで近くにステキな棚田『やまだの里』があるので少し車で移動して散歩に出ることにしました。

棚田で写真を撮って、その後は地域の方に鳥小屋で産みたての卵を頂いたり、鶏と遊ばせてもらったりでいっぱい遊ぶことができました。自然が豊かな染河内です。

本当に楽しかったのか、最後はお別れが辛く帰りたくないと号泣する子がいたのでびっくりです。

何とかお母さんにあとはお願いして帰りましたが、子供はなんて素直なのでしょう!

私たちも小さな子供たちと一緒に過ごした時間が楽しく、染河内の自然を満喫し、地元の方との交流もあり、とても良い時間になったと思いました。

また染河内にもこの棚田にも走りに来たいから企画してね!と皆さんにも喜んで頂いて

まずは台風前にみんなで藍染をゆっくり楽しんだ一日目でした。

日時:2022年9月18日

場所:染河内森のようちえん

体験:藍ある暮らし(シルクストールの藍の生葉染め)

参加者

大人 女性 5名 男性 1名

子供 女の子 2名 男の子 1名

このイベントは1年前ですが、とても悲しい知らせがありました。

この時はまだ1歳だった悠くんがまだ2歳なのに、突然天に帰ってしまったのです。

知らせを聞いて駆けつけましたが、両親は深い悲しみの中でありながら取り乱すことなく落ち着いていました。

亡くなる前にお別れともいえるような愛のある時間が父と母それぞれにあったそうなのです。

それを聞いて本当に驚きました。

このWomen’100企画にGOサインをくれた悠くんとの偶然の出会い。

あの時からまたPちゃんと自転車に乗ることができました。

そしてRCCたつのを作るきっかけができました。

いつもお母さんとのライドの前にはお父さんとお見送りに来てくれていた悠くん。

いつもおりこうさんで、ニコニコと可愛い子でした。

悠くんが天使であったことは疑いようもありません。

この幼稚園で楽しく遊んでいた姿は忘れられない思い出になりました。

悠くんが繋いでくれたご縁に心より感謝しています。

令和五年七月

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ABOUT ME
風羽李
風羽李
女性サイクリスト
2014年よりロードバイクに乗っています。
ふはりふはりと舞う綺麗な羽色の蝶(アサギマダラ) が海を越えて長距離移動することに尊敬の念を抱き、2021年より ロングライド(ブルべ)を始めました。
帯をアップサイクルして自転車の小物などを製作しています。
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