女のたましいが輝く姫路
「女性向け・姫路サイクリングツアー主催」
私がなぜ姫路で、女性向けのサイクリングツアーガイドをしようと思ったのかまとめました!
男性は女性とご一緒にご参加ください。
世界遺産・姫路城を観にこられる、インバウンドの方にも参加していただけるように準備しています!
なぜ女性向けなのか
私が女性のたましいを意識したのは、サイクリングキャップを古い伊予絣で作った時、いろいろと絣について調べていて、明治時代の絵絣に自転車と蝶の絵柄をみつけた時からです。
その絵絣の自転車を乗っている姿がうまく表現されて素晴らしいのですが、それはどう見ても男性が自転車に乗っている絵でした。
だから男性向けに織られた絣なのかなと思ったのですが、可愛い蝶も飛んでいます。
男と思われる自転車に乗っている姿と周りを飛ぶ蝶に、私は明治時代の女性の自転車への憧れがそこに表現されているのではと思いました。
終戦を迎えるまで、女性はどんなにお金があっても、乗る時間があっても、自転車に乗れる体があっても、今の様に自由に自転車に乗ることを社会が許さなかったのだと知ったのです。
戦後、どれだけの女性が、自転車に乗るということにチャレンジしてきたのでしょうか。
そして現代でも、10年くらい前までは、女性がピチピチのサイクリングウェアに身を包み、ロードバイクに乗ることに多少の反感を感じることはありました。
しかし今はどうでしょう。
私がソロでブルベに出て、夜通し走ることにさえ、夫の心配はあったものの、社会問題だと思うことはありませんでした。
それは別に珍しいことでもなく、もう女性が当たり前に出来ることなのです。
社会は日々進化し、日本において決して数が多いとはいえない女性達が自転車に乗っていること、そのこと自体がとても素晴らしいのではないか。
そしてヨーロッパにおいて、女性が自転車に乗ることはとても大変で、革命であったと知りました。
世界の女性達が自転車に乗ることを諦めなかったことが、日本の女性サイクリストにも大きな影響を与えていると思います。
世界中の女性サイクリストへ、新たにハードなライドにチャレンジしている女性達にはもちろん、いろんな年代やジャンルの、いろんな楽しみを見出している、自転車に乗っているすべての女性達に感謝の気持ちが溢れました。
貴女が自転車に乗っていることが、自転車に乗っている全ての女性の楽しさに繋がっているのです!一緒に走りましょう!
女性が権利を得たあとに目指すところはどこでしょう。
ひとりひとりのたましいを大切にし、お互いに尊重し合うのが最も大切なことだと思います。
姫路には女性の強く生きた素晴らしいたましいの軌跡があります。
戦国の時代から江戸時代、政略結婚から愛する人との結婚という幸せをつかむことが出来た姫路城の千姫様!姫路城は千姫がいらっしゃったおかげで、その物語と共に美しい城であり続けたのです。
親の反対で駆け落ちし、冤罪で愛する人が処刑されてしまいましたが、ひたすら供養をして永遠の愛を貫きました。多くの物語を呼んだお夏清十郎のお夏さん!
播州皿屋敷で有名なお菊さん!城主の暗殺情報を伝えたことで皿を割った濡れ衣を着せられ、酷い仕打ちをされても決して屈することはありませんでした。
江戸時代に女性は成仏できないと言われていた!日本で唯一、女性も救われる尼僧による尼僧庵を開かれた田ステ女さん!
現在、私の知り得るところではありますが、姫路はこのように多くの感動的な輝かしい女のたましいが存在した場所だったのです。
戦い命を落としたサムライ魂も、女性の供養という愛で救われたのではないでしょうか。
思えば、私を産んでくれた母も、私を育てることに人生の大部分を捧げてくれました。
女性の自己犠牲、それは愛という言葉で表現されていると思いますが、その素晴らしさに気づきました。
数々の女性達のおかげでこうして自転車に乗れるのだから、感謝しつつ人生を楽しみ、輝く自分になりたいものです。
女性が多種多様な生き方ができる世の中になりましたが、人生の目的がたましいを輝かせることだということは、どんな時代になっても変わらないと私は思います。
有名な方ばかりですね!!
なぜ姫路なのか
焼け野原にただ姫路城だけが残っていた写真があります。
私は空襲で姫路城周辺にあったはずの古い城下町らしい景色が見られないのだと思っていました。
しかし空襲に遭わず古い街がそのまま残っている地域があることに気がついてハッとしました。
本当ならこのようなステキな建物が城下町にもあっただろう。
姫路城は戦国時代の終焉の象徴であり、そして世界戦争の遺産となりました。
しかしまだ、この地球に今も戦争がある。
まだ姫路城の使命があるのではないか。そんな思いに駆られます。
私が初めて主宰したサイクリングイベントは姫路から始まるライドでした。
当時はなぜ私がライドを企画することになったのか、自分でもよくわかりませんでした。
それからグループを作って、地元のライドイベントを企画する事になって、今まで知らなかった景色やルートがあることが分かりました。
川のリフレクションは美しく、海はキラキラと銀色に輝き、工場地帯もみんなの生活を支えているという誇らしさを感じます。
姫路に住んで30年以上になりますが、この地域の歴史についても勉強になったことが多く、振り返れば、この事業につながる準備ができていました。
姫×路
女性サイクリストを思わせる、なんと意味深い地名でしょうか。
貴女が自転車に乗っている事、それだけで素晴らしい!
この思いを共有したい!!この事に気づいたことに感謝しました。
私は姫路が女性サイクリストの聖地として、いろんな女性の新たな出発点になればと思っています。
なぜサイクリングツアーなのか
”サイクリングは物語であり、自転車からのメッセージを受け取りたい”からです。
このイベントを開催することに天命を感じた私も、自転車からのインスピレーションを受けてこの事にたどり着きました。
自転車が人生を変えることになるとは全く思いも寄らなかったのです。
きっと自転車が好きなあなたにも、自転車の神様からのメッセージがあると思いますので、このライドで探してみてください。
サイクリングルートに神社参拝を。
湧き上がってくるネガティブな感情、それを祓い清める神社参拝。
私も神社参拝で、いつしかネガティブな感情がわき上がってこなくなりました。
特に私は、これまで母と居ることが苦痛だと思うことがありましたが、母のたましいを尊いと心から思い、たましいの声を聞くように接することは、自分の幸せにつながりました。
それから不思議なご縁に気づき、いつしか自分の御先祖はもとより、嫁ぎ先の御先祖でさえ、自分を導き守ってくださる存在だと気づきました。
私が生まれてきたことは偶然ではなく、大勢の家族に、祝福されています。
自転車が私をご縁のある場所へ導いてくれ、大切なことに気づくことが出来ました。
それから何度か走ったブルベで学んだことですが、ちょっとした道迷いも大きな損失になり時間が足りなくなります。
私達の人生も間違っている道を気づかずにすすめば、そのまま人生が終わってしまうことにもなりかねません。
私の事業コンセプトは自転車と共に「自分の道をみつける」きっかけやヒントになる事業をすること
たましいのガイドとして、これらのウェルネスとスピリチュアルを合わせたツーリズムを提供することに、私もまたさらに自分の道を探し続けていきたいと思います。
大河ドラマの千姫も始まらないかなと期待しています!