古へ学び

「古史泉」出版 神社でご祈祷

huwari300

令和五年十月六日、平田篤胤大人の誕生日に合わせて、夫が「古史泉」を出版しました。

神社でのご祈祷に夫が行くので一緒に行って参りました。

ご近所の産土の神様と廣峯神社です。

廣峯神社にもご祈祷に行くのは私の提案です。

まずは午前中に産土の神社へ。予め、本を進呈しておりました。

本職の宮司さんに渡すのでとてもとても緊張していました。

ご祈祷当日、宮司さんと奥様と息子さんご夫婦に笑顔で迎えて頂き、祝詞を上げて頂きました。

夫がどこで生まれて、どんな人生を送ってきて、どんな想いでこの本を書き記したかを、本当に丁寧に長文の祝詞で上げてくださいました。

この長い祝詞を聞きながら、ここまで本当に長かっただろう、夫の努力を思いました。

本当に辛い時もありましたが、自分の進む道を歩むことができて喜びに溢れていたのだと思います。

きっと生まれた時からこうなる道が用意されていて、ようやくこの日を迎えたのだなと思いました。

まだこれから、今ここが出発点だと思います。

神様にご報告して身が引き締まる思いだと話していました。私も本当にその通りだと思いました。

宮司さんは大学で教鞭に立っておられたので、夫にいろんな話をいろんなお話をしてくださいましたが、夫の方もよく知っていて、話が盛り上がっていたので、私は横で驚いていました。

ご祈祷をお願いして、お祝いまで頂き、受け入れて頂けたことに感謝の気持ちと、皆様の笑顔にホッと胸をなでおろしました。


午後からは廣峯神社へ、予めどういうご祈祷をお願いしたいか、夫が書いた手紙を持って行っており、当日は本を一冊進呈いたしました。

この日はちょうど先に結婚式を挙げられていたそうで、禰宜さんと巫女さんに正装で迎えて頂き、綺麗な色の結婚式用なのでしょうか?ステキな椅子に座らせていただきました。

夫はここ廣峯神社に久しぶりに参拝しますし、私もスーツを着ていたので、ふたりとも初めましての様な、いつもと違う雰囲気に緊張しつつ。

まず禰宜さんに祝詞を上げていただきましたが、巫女さんも一緒に祝詞を上げられました。

このように男性と女性と一緒に祝詞を上げて頂いたのは初めてでしたので、それぞれとても良い声と響きが重なり合って、天に届きそうだと思って聞いていました。

夫は自分で書いた手紙を読み上げるように言われていたので、榊を奉納した後、祝詞として読み上げていました。なかなか上手に読み上げられてますね・・・

その後、巫女さんに豊栄の舞を舞って頂きました。そこまでしていただけるとは思っていなかったので大変嬉しかったです。

そしてご祈祷が終わった後は、本当は女人禁制だったんですよという本殿の近くまで入らせて頂き近くで鏡も見せて頂きました。

ふはり
ふはり

本当に良いのかしら?とドキドキしました!

書庫には昔の重要な書物もたくさんあるそうです。興味あるのではないですかと。

確かに、この様な昔の書物が無ければ、この本も出来上がりませんでした。ずっと書き残してこられた方のお陰です。

それから木で出来た人が乗るには小さいと思っていた籠があったのですが、天皇様の人型(紙)を入れた箱を運ぶためだそうで、その箱は何重にも厳重に入れられていたそうです。

女人禁制だった場所や国家の安泰を祈る神社の役割を見せて頂く事ができて、とても緊張しましたが嬉しかったです。大喜びしました。

その後は、私がいつもお参りしている恵比寿社と薬師堂に主人を案内して参拝。

恵比寿社ではご本尊の大黒様と恵比寿様を見せて頂きました。

この陶器でできたご神体は一方が粉々に割れていたそうで、それを見つけた時にたまたま通りかかった陶芸家の方が綺麗に修復されたそうです。

全くどこが継いであるのかわからない綺麗な仕上がりです。

この恵比須社にあった由来も定かでなく、ご神体としてこの由緒正しき神社でお祀りしても良いものか迷われたそうですが、あるがままに、本殿から発見された恵比須様も一緒にお祀りされています。とても素敵なお顔をされていると思います。

それからまだ一度もお参りした事がなかったのですが、黒田官兵衛神社はキリスト教でチタンでできた十字架が祀られているそうです。

境内にキリスト教も祀られているのですね!

牛頭天王は本当に懐の広い神様だと思いました・・・

そしてお茶を頂きながらそんなお話をしている時に、禰宜さんのガンが消えたお話も伺いました。

ガンになってから人に優しく親切に接するように心持ちを変えたそうです。

そうしたら数か月後に手術しようとしたときにガンがなくなっていて大騒ぎになったとか。

そんなことは神様にしかできませんね!!!!

そして私は明日から400㎞走る話をして、般若心経が難しいというと、ご真言「オンコロコロ」の話を聞かせて頂いた訳です。

なんだかこのおとぎ話の様なお話もどこかに書き残しておかなくては・・・ということになりまして

メモを取りながらお話すれば良かったと思いつつ、簡単ではございますがご祈祷の一日の出来事でした。


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    ABOUT ME
    風羽李
    風羽李
    女性サイクリスト
    2014年よりロードバイクに乗っています。
    ふはりふはりと舞う綺麗な羽色の蝶(アサギマダラ) が海を越えて長距離移動することに尊敬の念を抱き、2021年より ロングライド(ブルべ)を始めました。
    帯をアップサイクルして自転車の小物などを製作しています。
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